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咳、間質性肺炎、慢性の特発性肺線維症ー工藤翔二医師

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間質性肺炎で咳がつづく
(ヨミドクターを読んで)

もう亡くなりましたが、親せきでタバコ好きの人がいて、良く咳をしていたことを読んでいて思い出しました。
呼吸器の病気が原因で亡くなりましたが。

このコーナーで相談されているのは、
今年初めから咳が止まらない、という70歳の方についてです。

病院で間質性肺炎と診断されたとのこと。
治療方法はないとのことでした。咳止めの薬を飲んでも止まらない、とのこと。

以下が、
結核予防会複十字病院(東京都清瀬市)の工藤翔二さんのアンサーです。

正確な種類知り、合った薬を!

間質性肺炎にはいくつもの種類があって、病気の性質や治療法も違います。恐らくこの方は、慢性の特発性肺線維症でしょう。高齢者に多い病気です。肺が硬くなって酸素が取り込めなくなり、徐々に肺活量が減る病気で、国の難病に指定されています。

間質性肺炎の5~6割を占める特発性肺線維症には長い間、有効な治療法がなかったけれど、今は、病気を治すことはできませんが、線維化の進む速度を抑えるピルフェニドンという薬が健康保険で使えるようになっています。この薬は、2008年に世界に先駆けて日本で承認された後、欧州で承認されました。米国でも臨床試験の成功が報じられています。

このほかにも、ニンテダニブという分子標的薬の国際臨床試験の成功や、抗酸化薬の臨床試験の推進などに世界の研究者の期待が集まっています。

この病気では、大きく息を吸った時にせき込むことが、息切れとともにつらい症状です。様々な工夫をして、せきを抑えることが必要です。

ただし、せき止め薬は便秘や食欲を落とす場合があるので、注意が必要です。風邪をひかないことや、息切れで動くのが面倒になり、脚の筋肉を弱らせないことが大切です。

この方の「間質性肺炎」の正確な種類は何か、本当に使える薬はないのか、難病の申請ができるかどうかを、専門の医師に相談されることをお勧めします。

ーというご返答でした。

その人にとって、ベストな治療法をする、ということですね。

☆工藤翔二(くどう しょうじ)結核予防会理事長 ベストドクター
東京大学医学部卒
・専門
呼吸器内科(特にびまん性肺疾患、COPD)
・資格
日本呼吸器学会指導医・専門医、日本内科学会内科指導医・認定内科医
日本臨床腫瘍学会暫定指導医、日本がん治療認定医機構暫定教育医

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